セミナー/トレーニング

プロジェクトマネジメント研修オプショナルコース(最大3日間)

システム開発プロジェクトマネジメント・セミナーのオプショナルコースです。ご要望の内容を組み合わせて実施いたします。日程、午前/午後は参考情報です。

1日目 午前 8 提案依頼書の作成方法
システム開発案件の提案依頼書に記述するべき構成要素を整理し、提案依頼書作成時の留意点、要件を整理するための手法について解説します。
<演習8-1>:提案依頼書記述内容の検討
  • 各自用意した架空のシステム開発プロジェクトに関するドキュメンタリを読みます。
  • 各自、提案依頼書に記述するべき内容について検討します。
  • 演習チームで集まり、各自の検討結果を基にチームとしての検討結果をまとめます。
午後 9 提案書の評価方法
提案書を適切に評価し、最適な提案を採用するために必要となる事前準備作業、評価のための具体的な手法、留意点について解説します。
<演習9-1>:提案書の評価演習
  • 提案書評価基準テンプレートを使い、提案書評価基準を作成します。
  • 各自用意した架空のシステム開発提案に関するドキュメンタリを読みます。
  • 各自、提案書評価テンプレートを使い、ドキュメンタリ中の委託業者各社の提案を評価します。
  • 各自の評価結果から、提案書評価プロセスの留意点をチーム内で討議、検討します。
10 システム化要件の重み付けと選定
洗い出されたシステム化要件を定量的に重み付ける手法(バリュー・エンジニアリング法)の活用方法と要件選定時の留意点を解説します。
2日目 午前 11 プロジェクトの品質管理
プロジェクトにおける品質管理の考え方と実施における留意点、他の管理活動との関係について解説します。
午前
/
午後
12 テストフェーズ毎にやるべきテスト項目
システム開発プロジェクトにおいて実施するべきテスト項目とテストフェーズとの関係について解説します。また、システムの品質を向上させるために有効となるテスト実施上留意点について解説します。
<演習12-1>:テスト項目とテストフェーズ演習
  • 各自、提示されたテスト項目とテストフェーズの関係を検討します。
  • 各自の検討結果から、テストフェーズ毎に実施するべきテスト項目をチーム内で討議しまとめます。
午後 13 システム仕様文書の書き方と留意点
システム仕様文書(要件定義書、仕様書等)作成時の留意点、分かり易く誤解の無い仕様文書を作成するテクニックについて解説します。
<演習13-1>:システム仕様文書の書き方演習
  • 各自用意したシステム仕様文書のサンプルを読みます。
  • サンプルの問題点を見つけ、改善方針を検討します。
  • 改善方針をチーム内討議し、改善案を作成します。
3日目 午前 14 進捗管理方法の最前線
進捗管理の手法として世界的に注目を集める最新手法(EVM:アーンド・バリュー・マネジメント)を紹介し、その主要な管理指標値についてその意味と活用方法を説明し、簡単な机上演習も行います。
<演習14-1>:進捗管理手法机上演習
  • 四則演算で簡単に机上計算できる具体的で単純な問題を使って各進捗指標値を計算します。
  • 具体的なプロジェクトの状況と進捗指標値の数値から各プロジェクトの状況を読み取ります。
  • ツールを使った具体的な進捗管理作業の実施イメージをデモします。
午後 15 見積りのタイミングと方法
システム開発案件の提案依頼書に記述するべき構成要素を整理し、提案依頼書作成時の留意点、要件を整理するための手法について解説します。
<演習15-1>:システム開発の見積り演習
システム開発にて実施される見積り作業についてそのタイミングの違いによる、見積りレベルの違いについて演習します。
16 プロジェクトの問題管理
システムの開発/運用において発生する障害にする対応方法、障害管理と問題管理との違い、問題管理を実施することの利点と難しさについて解説します。
17 変更管理と構成管理の実施
変更管理の意味と意義、構成管理の意味と意義を解説し、それぞれの重要性を理解します。実現可能で具体的な実施事例を紹介します。
18 テスト完了報告、プロジェクト完了報告
発注者として委託業者(受注者)に要求するべき、テスト完了報告とプロジェクト完了報告の内容について解説します。テスト完了報告とプロジェクト完了報告から蓄積されたベストプラクティス情報を次のプロジェクトに活かして行くための考え方について解説します。